こちらは公式の修理サービスを利用した記事です。
自力で修理するものではございません。
Nintendo Switch のバッテリーが膨張している
某日、Nintendo Switch を上から見ると変形していました。
バッテリーが膨張することで変形してしまったようです。

私が所持しているSwitchは発売日前にオンライン予約し、発売日に届いたものです。
発売日は2017年3月3日です。
修理当時は2025年2月くらいなので約8年間使用していることになります。
長い間お世話になっているので、きちんとメンテナンスしたいですね。
ということでバッテリー交換のために修理に出すことにしました。

公式の修理サービスを利用することにした
今回は自力ではなく、任天堂公式の修理サービスを利用することにします。
理由は2つあります。
自力でバッテリー交換すると故障する可能性がある
過去にプロコンを分解してメンテナンスをしたことがあります。
しかし今回は本体の修理です。
分解して故障するとゲームができなくなります。
なので確実にバッテリー交換がされる安心感を優先します。
修理費についてですが、保証期間が切れているので有償で依頼します。
8年間使用して初の本体の修理になるので1万円くらいの費用は見積もっておきます。
膨張したバッテリーを処分する方法が確立されていない
もしも自力でバッテリー交換ができたとしても、膨張したバッテリー(リチウムイオン電池)の廃棄方法がわかりません。
携帯充電器を廃棄したことがある方ならわかるかもしれませんが、リチウムイオン電池の廃棄方法が確立されていません。
自治体のゴミ収集の対象外であることが多いからです。
では家電量販店に回収してもらえるかというと、そうでもありません。
家電量販店「地域のルールに従って廃棄してください」
自治体「家電量販店に問い合わせてください」
ということになりがちです。
とても困ります。
ならば膨張したバッテリーを捨てずに持っておけばいいのではと思われるかもしれません。
しかし膨張したバッテリーを持ち続けることは危険と隣り合わせとなります。
膨張したバッテリーから発火し、火事になる可能性があるからです。
交換後のバッテリーを手元に置いておきたくないという理由もあるので、修理先でバッテリー廃棄も込みで依頼しています。
修理に出してみた
では Nintendo Switch を修理に出してみましょう。
オンライン修理受付から申込する
以下のリンクから修理を依頼します。
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オンライン修理受付|サポート情報|任天堂サポート
ゲーム機やソフトの修理をインターネット上で受付する「オンライン修理受付」のページです。
support.nintendo.com
「修理依頼品の入力」ページでは「Nintendo Switch ファミリー」を選択します。
Nintendo Switch 関連の機器はこちらにまとめられています。

「Nintendo Switch ファミリー」を選択すると、ページ下部に Nintendo Switch 関連の機器が一覧表示されます。
今回は Nintendo Switch 本体のバッテリー交換をしたいので「Nintendo Switch 本体」にチェックをします。
チェックをすると本体の製造番号の入力欄が表示されます。

Nintendo Switch本体の製造番号は、本体の下面に貼付されているラベルに記載されています。
確認方法の詳細はこちら。
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【Switch】本体の製造番号はどこに記載されていますか?
Nintendo Switch本体の製造番号はどこに記載されていますか?
support-jp.nintendo.com
「症状の入力」ページではバッテリー交換をする選択肢を選びます。

「お困りの症状」の選択肢の中には「バッテリーが膨張している」もあります。
保証期間中であれば無償で交換してもらえる可能性があるので、こちらを選択したほうが良いと思います。
私は保証期間外なので有償交換(代金引換)を選択しました。

あとは個人情報や見積もり連絡を設定し、依頼を送信します。
修理依頼票を印刷する
修理依頼をしたので、次は修理依頼票を印刷します。
修理番号を記入した紙を用意するだけでも問題ないようですが、スムーズに修理を進めてほしいので印刷します。
家にプリンターが無いのでコンビニで白黒印刷しました。
昨今は印刷代が値上げされており、コンビニによって印刷代が異なるので事前に確認したほうが良いです。
コンビニに寄るついでに記入用の配送伝票(元払い)をもらいます。
梱包する
次に Nintendo Switch 本体のみを梱包します。
コントローラーは梱包不要です。
梱包用のダンボール、プチプチはセリアで購入しました。
隙間は新聞を丸めて詰め、印刷した修理依頼票を入れて梱包します。

配送する
事前に用意した配送伝票(元払い)に記入し、梱包物に貼り付けます。
そしてコンビニに持ち込み、発送します。
配送料はこちらが支払うので、地域によっては高くなるかもしれません。
修理後の Nintendo Switch 本体が届く
梱包物を発送し、修理後のNintendo Switch 本体が届いたのは7日後でした。
代金引換なので受け取る際に修理費用を支払います。
バッテリー交換された後の状態は画像の通り、若干歪みは残っていますがバッテリーの膨らみはなくなりました。

修理内容についてですが、バッテリー交換だけではなかったようです。
外装部品の下(内部・外部)と下フレームに破損があり、そちらも交換修理されています。
修理費用として計上されているのはバッテリー交換のみで、他部品の交換費用はかかっていません。
これはありがたい。
これでバッテリー交換対応は完了となります。
引き続きSwitchにはお世話になります。
費用について
では今回の費用についてです。
配送があるので地域ごとに費用は異なります。
また、修理をしたのは2025年2月であり、以後は値上がりしていることを念頭に置いていただきたく。
実際にかかった費用
では当時にかかった費用は以下の通りです。
内訳 | 金額 |
---|---|
修理依頼票を白黒印刷1枚 | 20円 |
梱包材(ダンボール、プチプチ) | 220円 |
梱包物の発送 | 960円 |
修理費用 | 4,702円 |
合計 | 5,902円 |
合計 5,902円です。
予算を1万円としていたので思ったより安く済みました。
注意点
先述しましたが、今回発生した費用は修理費用が値上がりする前のものです。
これから修理依頼すると上記の金額を上回ります。
また、配送料も値上がっていく可能性もあります。
様々な値上がり要因があるので1万円未満で見積もると痛い目を見るかもしれません。
修理依頼にて、こちらの見積もり金額を入力できます。
見積りを超えた場合に修理をするかどうか伝えることができるので、見積もりの入力は要検討していただければと思います。


ということで、Nintendo Switch のバッテリー交換対応でした。
バッテリーが膨張したままでもゲームをすることはできます。
しかし、発火のリスクを抱えた状態でもあります。
現在バッテリーが膨張している方はバッテリー交換をしてみてはいかがでしょうか。