X(旧Twitter)から離れる、または利用を辞めるための方法を個人的なメモとして残しています。
専門家ではなく、ただの個人の一意見です。
15年間利用していたX(旧Twitter)を辞めることにした
こんにちは、X(Twitter)を楽しく利用していますか?
私は楽しくないです。
過程は省略します。詳しくは以下の記事を参照ください。
当記事はXの利用を辞めたい人向けの記事です。
ちなみに私は「Xのタイムラインを見なくても済む方法」に特化して対応しています。
Xとの距離感について悩んている方の参考になればいいなと思っております。
Xとの関わり方を振り返る
まず、自分がなぜXを利用していたかを考えます。
今までのXの利用状況を整理した上で、Xを辞める計画を立てるためです。
一つ目にXの嫌な点を挙げていきます。
なんとなく嫌になった、なんとなく辞めたいなどの曖昧な表現ではなく、何が嫌なのかを明確にします。
X(旧Twitter)の何が嫌になったのか
Xを辞めたいと思ったのであれば、原因になった出来事があったはずです。
些細なことでもよいので、何が嫌になったのかを箇条書きで全部挙げていきます。
Xの機能ごとに考えてもいいです。
- おすすめタブ
- トレンド
- 返信一覧
- ダイレクトメッセージ
- 引用リポスト
- 検索結果
例として、私がXの何が嫌だったのかを書いておきます。
機能ごとの嫌な点を挙げていく
おすすめタブ
- 誹謗中傷や炎上関連のポストが流れてくる
- 広告が多い
- 有用な情報がほぼ無い
- 見たくない系統(スパム、情報商材、煽動)のアカウントが紛れ込んでくる
トレンド
- 誹謗中傷、ゴシップ系がトレンドに入りやすい
- 興味のないものが多い
返信一覧
私がXを辞めることになった一番の原因
- おすすめタブはブロックにより表示内容を操作できるが、返信欄はできない
- 誹謗中傷用アカウントが存在している
- インプレゾンビが大量発生している
- 煽動や過激なポストが上位に表示されやすい
ダイレクトメッセージ
フォロワー以外からは送信できない設定にしているので問題なし。
引用リポスト
返信一覧とほぼ同じ
- おすすめタブはブロックにより表示内容を操作できるが、引用リポスト欄はできない
- 誹謗中傷用アカウントが存在している
- インプレゾンビが大量発生している
検索結果
- ポジティブな意見を探しているのに、ネガティブな意見が紛れ込んでくる
- 誹謗中傷用アカウントが存在している
- トレンドに便乗したスパムアカウントのポストが紛れ込んでくる
嫌な点を整理する
箇条書きにした嫌な点を整理します。
その上で、何を排除すれば快適になるのかを考えます。
私の場合ですが、「特定のアカウント」と「ポスト」が主な要因となっています。
「特定のアカウント」についてもポスト内容の問題なので、「ポスト」にまとめておきます。
嫌いな点をまとめたことで「ポスト」を排除するという目的が明確になりました。
X(旧Twitter)に何を求めていたのか
二つ目に、Xで何を求めて利用していたのかを箇条書きで挙げていきます。
そして挙げられた内容はX以外のサービスで代用できるのかも検討していきます。
こちらも私の例を書いておきます。
利用していた理由を挙げていく
- 雑多なことを呟きたい
- 最新のニュースを見たい
- 様々な有用な情報をこまめに見たい
- ゲームの最新情報を知りたい
- 特定のアカウントのイラストを見たい
- 流行しているネットミームを知りたい
他のサービスで代用する
上記で挙げた理由を他のサービスで代用できないかを考えます。
過去記事でも代用サービスについて記載しましたが、こちらで最新化したものを紹介します。
雑多なことを呟きたい
Blueskyでポストするようにします。
Xでポストするとスパムや情報商材系アカウントがいいねしてくることがあり、そちらを避けたいという理由もあります。
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Bluesky
Social media as it should be. Find your community among millions of users, unleash your creativity, ...
bsky.app
最新のニュースを見たい
様々な有用な情報をこまめに見たい
ゲームの最新情報を知りたい
Inoreaderで情報収集をします。
Xのようなタイムライン形式で自分好みのニュースを確認することができます。
iOS版
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Inoreader: News & RSS readerアプリ - App Store
App Store でInnologicaの「Inoreader: News & RSS reader」をダウンロード。スクリーンショット、評価とレビュー、ユーザのヒント、その他「Inoreader: ...
apps.apple.com
Android版
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Inoreader: News & RSS reader - Google Play のアプリ
独自のニュースフィードを作成する
play.google.com
特定のアカウントのイラストを見たい
対象のアカウントがXのみでイラストを投稿している場合、他のサービスで代用することができません。
今回はGoogle ChromeやSafariなどのブラウザのブックマーク機能を使用します。
アカウントのメディア欄をブックマークします。
注意点としては、プロフィールページではなく、メディアページをブックマークしてください。
URLで書くと「https://x.com/ユーザID/media」です。
メディア欄表示にすることで、文のみのポストを表示させないようにします。
流行しているネットミームを知りたい
Grokアプリを使用し、Xの代用とします。
GrokはXのタイムラインから情報を抽出することができます。
ネットミームを調べてもらったり、いいね数の多い画像の検索をしてもらったりと色々できます。
自分が欲しいポストを代わりに探してくれるので、タイムラインを見ずに済みます。
要は、他のサービスで代用しきれない残り全てをGrokに任せます。
私はそれで問題ない状態になりました。
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https://grok.com/
grok.com
Xの使用制限をどうするのか
Xを辞めるとは言っても、辞め方も色々あります。
- Xのアカウントを削除する
- Xアプリを削除する
- Xアプリの表示時間制限を設ける
- ブラウザ版のみ使用する
- 制限をかけない(ただ見ないようにする)
自分の目的に合わせて制限方法を選択しましょう。
私の場合はXのタイムラインを見ませんが、イラストを見ることがあります。
そのためアカウントを消すことができません。
妥協点としてXアプリを削除し、ブラウザ版のみの使用制限とすることにしました。
振り返った内容をまとめる
ここまでXの利用状況を振り返りました。
振り返った結果、私は以下のように対応することにしました。
Xの使用制限をどうするのか
Xアプリは削除します。
代わりにXのブラウザ版を使用します。
ポストは一切見ないように制限します。
メディア欄は見ていいというルールにしますが、メディア欄は直接ブックマークし、ポストを表示させないようにします。
代わりのサービスは何を利用するのか
Xの代用として以下のサービスを利用します。
複数になってしまいますが、どうしてもXから離れたいので妥協はしません。
- Bluesky
- Inoreader
- Grok
運用してみる
具体的に何をするのかは決まりました。
では実際に運用してみます。
最初から完璧な対応はできないので、不備があれば調整していきます。
試す期間を設定して調整してもよいですが、私はサクサク改善していきたいので不満を感じた時点で調整しています。
実際に運用した感想
Xアプリを削除して2週間が経ちましたが、Xのタイムラインを見なくても問題ない状態になっています。
ポストを見なくなった結果
Xから離れて初期は少しタイムラインを見たい気持ちはありました。
その際はGrokに間接的にタイムラインの状況を把握してもらったり、Xへの不満や言いたいこともGrokに聞いてもらったりしていました。
そうすることでタイムラインを見ないように耐え続けています。
一週間経ってからはタイムラインを見たい気持ちもかなり減りました。
Xから離れる前に懸念していた「ネットミームを見ることができなくなる不安感」についてですが、離れているうちにどうでもよくなりました。
実際に離れてみることで初めて知ることもあります。
代替サービスを利用しているのか
現在もGrok、Bluesky、Inoreader全てを使用しています。
今までは情報収集をするためにXを開いていたのですが、Xから離れてからはInoreaderを優先的に開くようにしています。
Inoreaderは自分が見たいニュースフィードにカスタマイズしているので、見ていて楽しいです。
情報量もXより断然多く、満足度も高いです。
サービスの代替が上手くいっているのは、私がそもそもXで他者との交流をほとんどしていないからだと思います。
交流がメインのアカウントを持っていた場合、Xから離れづらかったかもしれませんね。
改善点について
初期段階で改善したほうがよいとなったのは「特定のアカウントのイラストを見たい」という点です。
こちらの対策は最初にしていなかったので、途中でメディア欄のブックマークのみを許容する方針にしました。
今はほとんど改善しなくても問題ない状態になっています。
また問題があったら対処していきます。
これからもPDCAを回すようにXが無くても良い環境を整備していく予定です。
環境は変化するものなので、定期的な振り返りやメンテナンスは重要です。
実際にやってみた感想
今回はXを辞める方法を模索してみました。
結果としては「辞める」のではなく、「離れる」ということで落ち着きました。
ただしポストは見なくなったので、Xとしての機能はほぼ使われていません。
私はTwitterの頃から15年以上利用していたこともあり、Xから離れることができるのかという懸念はありました。
しかし思ったよりスムーズに離れることができたので私自身拍子抜けしています。
それならもっと早く離れても良かったかもしれないなとも思っています。
私はXを辞めようとする前に、ブロック機能で環境の改善ができないかと試していました。
しかし、58,000ブロックするという労力をかけたのに、労力に見合う成果が無かったので諦めるという結果になってしまいました。
それに比べると今回のXから離れる選択のほうが労力が少なかったので「無理にXを続けるよりは辞めたほうがいいですよ」と私は伝えておきます。
これからもXが無くても快適に過ごせる方法を模索していきます。
それでは快適なインターネットライフを送れることを祈っております。
