サボテンを初めて胴切りをしました。
これからどう成長するかは様子見です。
植え替えした時の話
サボテンを胴切りすることになった
胴切りとは、サボテンを切って株分けをする方法です。
以前に植え替えした時から実行しようと思っていたのですが、道具が揃っていなかったので見送る形となっていました。
その道具が揃ったので実行することにしました。
伸びすぎて困ること
なぜ胴切りすることになったのかというとサボテンが縦に生長し過ぎたからです。
買った当時と比べると3倍は長くなっています。
本来の姿はまん丸なのですが、想定より縦長になりました。
徒長していると思われます。
サボテンが真っ直ぐ伸びていればよかったのですが上手くいかず。
育てる際の日光の傾きによってサボテンの頭頂が斜めに向きます。
そうすると斜めに伸びてしまってサボテンが傾いてしまうのです。
サボテンの向きを変えるとまた別方向に頭頂が向きます。
真っ直ぐに戻そうとした結果、サボテンがジグザグのような形になってしまいました。
このまま育ててもサボテンが重さで倒れることが考えられるので胴切りで短くしたいという意図があります。
事前準備
胴切りのために道具を揃えました。
まずは手袋。
植え替え時は牛革の手袋を使用して棘対策をしたのですが、結局棘が貫通して意味を成しませんでした。
それほどにサボテンの棘は固いです。
同じことを繰り返すのは癪なので今回は刺突防止手袋を使います。
手のひら面が固く、刺突を防止します。
ポチップ
次に胴切り用のナイフを用意しようとしたのですが、園芸用ナイフを買うほど大規模な園芸をしていないので包丁を使います。
事前に研いだので切れ味に問題はないです。
包丁を研ぐ様子は過去記事参照。
そしてキッチン用除菌アルコールを用意します。
包丁を除菌するためです。
胴切りしてみた
手順はネットで確認し、動画を参考にしました。
ではサボテンを胴切りしていきます。
サボテンを取り出す
サボテンを鉢から取り出します。
刺突防止手袋は棘から手をしっかり守ってくれました。
4,000円弱するだけあります。
サボテンを切る
除菌スプレーで除菌した包丁でサボテンを切ります。
切る長さについて。
半分だとまだ長すぎるので本来の長さである3分の1にします。
サボテンは三等分に切ります。
切りました。
力を入れなくてもサックリ切れました。
キュウリよりも切りやすいです。
切断面はみずみずしいです。
土を乾かすために3週間は水を与えなかったのに水分をしっかり蓄えています。
さすがサボテンと言うべきか。
根元側は本命として植え直し。
頭頂側は根が生えてくることを観察するためにとっておきます。
真ん中は残念ですが廃棄になります。
植え直し
根元側のサボテンは鉢に戻します。
手順は植え替えと同じなので割愛。
頭頂側のサボテンは切り口に触らないように保管しておきます。
この後のサボテンは切り口を乾燥させるために外へ置いて日光へ当てます。
カビが出ないことを祈るばかりです。
3週間後の姿
胴切りをした3週間後。
切り口が乾燥し、小さくなっています。
切り口周りも頭頂部に寄っているのでだいぶ丸い見た目になりました。
購入初期に近いです。
頭頂側のサボテンも同じ様子です。（写真なし）
心配していた黒いカビは切り口に出てきていないので一安心しました。
切り口からは子株が生えてくる想定ですが、何ヵ月後になるのかわからないので気長に観察していこうと思います。
胴切りした感想など
一連を通して思ったことなどをまとめておきます。
初めてサボテンの胴切りをした感想
胴切り作業については苦戦することもなくスムーズに進めることができました。
切って乾かす作業以外はほぼ植え替えと変わらないですしね。
スムーズに進める上で刺突防止手袋の存在は大きかったです。
棘が刺さることを気にせずにいられました。
本当に良かったです。ありがとう刺突防止手袋。
汚れにも強いのでまた使えそうです。
切り口のカビ防止について
一番気にしていたのがサボテンの切り口に出てくると言われているカビです。
今回は全く出ていないようで良かったです。
後で出てくる可能性があるので油断はできませんが。
念のために切り口保護剤を買っておいたのですが頼ることはありませんでした。
持ち腐れです。
包丁で十分だった
園芸用ナイフを買うかどうか悩んでいましたが包丁で十分でした。
サボテンを切るくらいしか用途がないのでナイフを買っても置物になっていたかもしれません。
複数の植物を剪定などで刃物が必要になった場合は園芸用ナイフを買うことをオススメします。
買おうと思っていたナイフ↓
あとは様子見
サボテンの切り口は完全に乾燥しているように見えます。
特別な作業もありませんし、しばらくは様子見です。
子株か根っこが生えてきたらまた日記を書くかもしれません。
枯らさないように育てていきます。