黒鷲主従は忙しい。
ファイアーエムブレム無双 風花雪月 体験版のネタバレを含んでいます。
前回はこちら
担任が決まった
学級選択からの続き。
所属する学級選択をし、盗賊の残党を倒す課題に取り組むことになります。
課題に一番関連の深い黒鷲学級で感想を書いています。
今作の主人公は生徒、担任はイエリッツァになります。
元々担任はハンネマン、マヌエラともう一人いましたが野営地での襲撃で逃げてしまいました。
生徒を置いて逃げるのはよろしくないので解雇です。
原作では空いた枠にベレト、ベレスが推薦されました。
推薦したのはアロイスです。
このあたりの話は原作の学級選択前の散策で聞くことができます。
しかし今回は先生になる人物がいません。
そこで武術師範であるイエリッツァが繰り上がりで担任の先生になりました。
原作でも散策時のカスパルが「イエリッツァ先生が担任になると思っていた」と言っています。
この「もしも」が実現した世界線ですね。
イエリッツァのことは好きです。
紅花一周目ではイエリッツァと支援Sしました。二周目はアロイス。
原作では先生のイエリッツァと行動することが無かったので、一緒に課題活動ができる展開が新鮮で嬉しかったです。
イエリッツァが担任の先生になるとどうなるか。
エーデルガルトがイエリッツァに指示することで学級の動向を操作することができます。
そこでエーデルガルトは課題を利用することにしたようです。
目的はモニカの救出。
実行するための条件はそろっています。
- 賊の頭であるコスタスはおらず、盗賊の残党を誘導しやすい状況
- 担任イエリッツァの指示でモニカが囚われている砦に学級を誘導可能
- 闇にうごめくものが襲撃されることを想定していない
原作であればコスタス達が赤き谷ザナドに逃げてしまいますし、もし誘導できたとしても先生が砦まで攻め込む保証もありません。
今回はそのような事態を未然に防ぐことができるので実行に移したのでしょう。
学級を巻き込む必要があるかというと、エーデルガルトの反乱と悟られないようにするための隠れ蓑としては必要だと思います。
ちゃんと生徒が戦ってくれる保証はないのでリスク高めですが。
イエリッツァがいるしどうにかなると判断したのでしょうか。
士官学校の生徒になった
エーデルガルトの思惑を全然知らない主人公のシェズくんさん。
生徒として学級に入ることになりました。
リンハルトに紋章の有無を聞かれましたがシェズは紋章を持っていないようです。
私は信じていないですけど。
コンスタンツェの家であるヌーヴェル家はノアの紋章をマクイルの紋章に偽装していました。
原作のエーデルガルトとコンスタンツェの支援会話参照。
それと同じように紋章を持っていないよう偽装する方法があるかもしれません。
アガルタテクノロジーならやってくれていると信じています。
残党退治に向かう
出撃の指示を受ける前にイエリッツァとエーデルガルトが会話しているシーンがあります。
話の内容を聞くことができないですが、モニカが囚われている砦に学級を誘導するように仕向けているのでしょう。
では残党退治に行きます。
残党に逃げられました。
転移の魔法が使われたようです。
このような場面の転移といえばヒューベルトですね。ワープもレスキューも覚えませんが。
黒鷲学級を選択していると同行しているのでヒューベルト自身は魔法を使えません。
部下か誰かに転移魔法を使わせて残党を砦の近くまで運んだのでしょう。
そして残党の血の匂いを追うイエリッツァ先生。
誘導のための演技かもしれませんが、本当に追っていてもおかしくありません。
先行するイエリッツァ先生を追いかけると討たれた残党と怪しい砦がありました。
残党の役割は終わりです。お疲れさまでした。
それではイエリッツァ先生の指示に従って砦に入っていきましょう。
このステージは槍兵が有利なステージでした。
フェルディナント、ローレンツ、ディミトリあたりのキャラクターが活躍してくれます。
ステージには宝箱があります。
鍵を持っている敵を倒せば宝箱を開けるができます。
鍵を味方間で受け渡しをする必要が無く、誰でも開けることができるのは楽でいいですね。
アッシュは相変わらず鍵無しで開けることができて便利です。
ほとんど制圧できた状態になった時にイエリッツァ先生から地下を調べるように指示されます。
こちらが本命です。
本物のモニカが見つかる
地下にはモニカが捕らえられていました。
モニカが誘拐されたのは卒業時期とのことなので、1ヵ月後に助けが来たという流れになります。
1ヵ月では攫った人間に変身するための準備が整わないということでしょうか。
原作と大きく話が変わり、本物のモニカを助けることができました。
初めてモニカを見た時は特に驚きませんでした。
体験版が配信される前からトレーラーでメイジであることがわかっていましたし、「クロニエはそんな表情をしない」と思っていたので本物モニカが登場すると予想していました。
体験版で答え合わせできてよかったです。
アガルタの民としては不祥事なのでモニカを取り返そうとします。
なぜ取り返そうとしているかというのは原作でお察しなので省略します。
クロニエも出張ってきますが倒します。
先述したように槍兵が有利なマップなので順当に槍兵を使っていればレベルが上がりますし、クロニエは剣持ちであるため相性勝ちできます。
まだ最初の課題なのに、はぐれ魔獣も出てきます。
無双でも障壁の要素があります。
障壁破壊するために攻撃武器指定がされています。
障壁を壊したい場合は武器種を満遍なく採用してマップ攻略したほうが良さそうです。
この課題ではチュートリアルだからというのもありますが魔獣の体力が少なすぎて全ての障壁を壊すことができませんでした。
はぐれ魔獣について。
この時期はまだアガルタ側で魔獣を制御する技術を持っていません。
単純に捕らえた魔獣を放しただけになります。
原作ではフレン誘拐を起点にして魔獣をコントロールできるように進めていました。
しかし今回はフレンが誘拐されていません。
魔獣をコントロールするための要素も実験も足りていない状態になります。
では帝国軍の魔獣は登場しないのか。
公式の画像では仮面を被った魔獣がいたので登場はするようです。
今回はアガルタと袂を分かつ展開になるためアガルタのみが使用すると思います。
帝国軍が管轄しているわけではないでしょうね。
今後どのような方法で魔獣をコントロールできるようになるのかは気になります。
今はフレンが誘拐されていないですが、後から誘拐されるイベントがあるかもしれません。
はぐれ魔獣も倒してステージクリアになります。
盗賊の残党は倒せましたし、モニカを救出することもできました。
モニカが生きて帰ってきたのでオックス男爵がヴァジュラを手に入れようとすることもなくなりました。(バルタザール&コンスタンツェ外伝参照)
オックス男爵も生存です。よかったですね。
モニカについて
モニカは原作にはいなかったマクイルの紋章持ちです。
例に漏れず帝国貴族は四聖人の紋章を継いでいるようです。
マクイルに合わせているのか、風属性の魔法を使います。
マクイルの紋章はベストラ家も持っているのではないかと予想していますがベストラ候は暗殺されるので確認のしようがないですね。
(ヒューベルトは紋章を継げなかった想定)
黒鷲学級を選択した場合はモニカがプレイアブルになります。
帝国出身ですし、エーデルガルトが好きということもあるので黒鷲学級以外の学級に入ることは考えにくいです。
ヒューベルトとは仲が悪いようです。
ヒューベルトに紹介されて「ぞっとしない(面白くない)」と言っています。
そのあたりの話はヒューベルトとモニカの支援会話で聞くことができます。
エーデルガルトの忠臣という位置づけの本物モニカ。
原作でも生きていればエーデルガルトの味方として傍にいてくれたんだろうなとは思います。
そうはなりませんでしたが。
無双と原作の分岐点はシェズと級長が出会った時点です。
出会うより前の出来事は原作と全く同じだと思われます。
その認識で合っているならば、原作でもエーデルガルトはモニカが砦にいることを知っています。
知っている上で助けられなかったということになります。
もしモニカが生きていれば戦力として帝国側の利になります。
見殺しにすることはエーデルガルトとしても損失だと思います。
それでも助けられなかったのは無双のように砦へ向かう条件が揃わなかった、アランデル公からの圧力があったからでしょう。
惜しい人を亡くしてしまいました。
あとエーデルガルト視点で自分を慕ってくれていた人の皮を被った敵と話すことになるのが嫌過ぎる。
誘拐犯が発覚
話を無双に戻します。
モニカは誘拐した犯人を知っているようです。
犯人はトマシュさんでした。
次回はこちら