リベンジマッチ。
読みやすさを考慮してイモモチをカタカナ表記しています
やはり潰す工程が面倒くさい
イモモチを作る際にジャガイモを潰す工程があります。
力が要るし時間がかかるので、私はやりたくないと思っています。
前回は事前にジャガイモをすりおろすことで楽しようとしました。
結果としてはネチョネチョのチヂミのようなものが出来上がりました。
イモモチとは言えません。
当時は素直に潰したほうがいいという結論になりました。
でも潰すのは面倒なので回避したい。
できるだけ力を入れずマッシュポテトを作る方法を考えることにしました。
前回の反省
なぜジャガイモをすりおろすことでネチョネチョになったのかについてですが、加熱する前に潰すとデンプンが外に出てネチョネチョになったようです。
すりおろす行為はネチョネチョ感を最大にしてしまいました。
前回はメークインを使用したのですが、男爵のほうが粉っぽく仕上がるようです。
男爵ならホクホク感が出て少しマシにできたかもしれません。
■参考
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熱いうちにつぶすのは?水にさらすのは?ジャガイモ調理の謎を解明/キッチンは実験室(25) - アスレシピ特派員・サポーターから:アスレシピ
<キッチンは実験室(25):ジャガイモの科学>皆さん、こんにちは。キッチンの科学プロジェクト(KKP)のみせすです。初夏の陽気になってきましたが、今回取り上げるのは春野菜の1つ、「新ジャガイモ」です。 ...
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ジャガイモをみじん切りにすることにした
前回は電子レンジで温める前にジャガイモをすりおろしたことが敗因でした。
今回はジャガイモを温めた後にみじん切りにします。
イモはメークインを引き続き使用します。皮むきしやすいという理由です。
包丁でみじん切りをするのは時間がかかるので、ぶんぶんチョッパーに頼ります。
温めた後に加工するなら、すりおろしたほうがきめ細かく作ることができるのではないか。
とは思いましたが熱いジャガイモを触りたくないので実行しません。
みじん切りにするとマッシュポテトではなくハッシュポテトができるのではないかという懸念はあります。
温めた後なので、ある程度は細かく砕けるのではないかと私は予想しています。
結果はやるまでわかりません。
実際に作ってみた
今回の料理の工程は以下の通りです。
- ジャガイモの皮を剥く
- レンジで温める
- ジャガイモをみじん切りにする
- ジャガイモと片栗粉を混ぜる
- 成形して焼く
早速失敗した話。
電子レンジでの加熱が足りなかったので粘り気が出てしまいました。
前回よりは許容できるので続行します。
加熱したジャガイモをみじん切りにします。
ぶんぶんチョッパーにジャガイモを入れて、紐を引っぱることでみじん切りにできます。
みじん切り後のジャガイモは細かいハッシュポテトになっていました。
粉砕することを期待していましたが、メークインだと難しいかもしれません。
ジャガイモの粘り気がみじん切りの邪魔をしており、紐を引っぱる力が通常よりは必要になりました。
とは言っても潰す時より楽にできました。
あとは片栗粉などをヘラで混ぜ、成形して焼きました。
前回はネバネバして成形すらままならない状態だったので、今回の成形だけでも嬉しくなりました。
ひっくり返すことも問題なくできました。
前回と比べると良好です。
醤油とみりんを追加して焼いて完成です。
見た目は焦げているのは醤油とみりんのせいです。
食べた感想
ジャガイモの加熱に失敗したため粘性は強めですが、前回よりはイモモチらしくなりました。
加熱具合とジャガイモを変更すればもっとイモモチらしくなりそうです。
みじん切りによるハッシュポテト化を懸念していましたが、焼くことで粒々感が無くなりました。
ハッシュポテトではないです。
反省と見通し
みじん切りすることでジャガイモを潰すという労力を軽減することができました。
では今後はみじん切りで作るのかというと、そうではありません。
ブンブンチョッパーを洗うのが手間になります。
通常は野菜をみじん切りにするのでパーツの細かいところにへばりつくということが無いです。
今回は粘り気があったということもあり、パーツの隙間にジャガイモが入り込んでしまいました。
イモモチを作る工程のみを楽したいようであれば、みじん切りという手が使える程度です。
後片付けが面倒になるのが問題点となります。
次にまたイモモチを作ることがあれば、みじん切りでさらにイモモチに近づけるか、楽に潰す方法を試そうと思います。
最初から効率の良い作り方を調べれば最適解がわかるとは思いますが、趣味なので試します。